あったかい部屋で絵本を読もう。好きな絵本1位!
寒い日が続きますね〜。こたつを発明した人は天才だなぁって、ぬくぬくしながら思います。
こたつに入りながら何をして過ごしてますか?
パソコン、スマホもしくはテレビ。動かなくてできることですよね〜。
そこに絵本を足したみるのどうですか?
わたしは、ふたりの娘の寝かしつけに絵本の読み聞かせをしてきました。
こちらの記事『あったかい部屋で絵本を読もう。好きな絵本1位!』では、わたしと娘ふたりが選んだ好きな絵本をご紹介します。
図書館に置いてあるかもしれないので、探してみてください。
絵本を読むと、心が優しく豊かになりますよ。
長女が好きな絵本1位
『きつねのかみさま』
あまん きみこ・作 酒井 駒子・絵
発行・ポプラ社
あらすじ
お姉ちゃんが忘れたなわとびを弟と一緒に探しに行きます。
すると、きつね達がなわとびをして遊んでいます。驚きながらコッソリみていると・・・。
不思議な体験をする姉弟のようすを、柔らかい雰囲気であらわした作品です。
選考理由
- 独特な絵がとても印象的で可愛い
- 優しい言い回しが耳に心地よい。「○○よ」「○○の」
- きつねってだけで魅力
こちらの『きつねのかみさま』は、2004年第9回日本絵本賞を受賞しています。
あまんきみこ さんの名前を聞き覚えありませんか?
「ちいちゃんのかげおくり」「おにたのぼうし」「白いぼうし(『車のいろは空のいろ』シリーズの一篇)」など
小学校の教科書へ掲載されている作品が多くあります。懐かしいです。
読み聞かせしていた時の感想
- 声に出して読んでいると語感のよさから、だんだんと優しい気持ちになります。
- 普段話している喋り言葉が、雑で汚いんだなと痛感します。反省。
- 登場する姉弟が黒っぽい服を着ているのが、育ちのよさと品を感じます。
次女が好きな絵本1位
『たのしい ふゆごもり』
片山 令子・作 片山 健・絵
発行・福音館書店
あらすじ
親子のクマがふゆごもりの準備に出かけます。
行く先ざきでお友達にあい、遊んだりお手伝いしたりする、ごぐまのようすが楽しそうです。
お母さんクマとごぐまのやり取りに、優しさが感じられる作品です。
選考理由
- 自分と似てるなぁと思うところがある
- クマのふゆごもりの準備が、リアルに感じるから
こちらは、ご夫婦共同の作品です。
特徴的な片山健さんの絵は、ほかの絵本にも多くあります。見覚えあるかもしれません。
読み聞かせしていた時の感想
- この本が届いてからしばらく、ずーっとコレばかりでした。
- 読みながら、お母さんクマの気持ちに寄っていき優しくなれます。
- 色彩豊かな絵が、秋の実りの森の豊かなさまを感じます。
わたしが好きな絵本1位
『OWL MOON』- 月夜のみみずく
ヨーレン・詩/くどう なおこ・訳
ショーエンヘール・絵
発行・偕成社
あらすじ
冬の夜。お父さんと女の子がみみずく(フクロウ)に会いにいく出かけます。
冬の静けさと寒さ。夜の暗さと月の明るさ。たやすく情景を思い浮かべることができる詩的な作品です。
選考理由
- ひとつひとつの情景がイメージできる表現力
- お父さんに連れられ、約束を守り黙っている現実と対照的にお喋りな心の声
- 無駄なものがそぎ落とされた、雪深い寒さと静けさに潔さを感じさせる絵
1988年コルデコット賞受賞
*コルデコット賞とは、アメリカ合衆国でその年に出版された最も優れた子ども向け絵本に毎年授与している賞
日本語訳は、くどうなおこ さんです。
くどうなおこさんは、小中学校の教科書に一部掲載されている「のはらうた」という詩集に作品がある方です。
読み聞かせしていた時の感想
- 一気に絵本の世界に引き込まれ、衝撃でした。
- 寒さや明るさ暗さを、現実に体感しているように思えてきます。
- 女の子が感じている、ワクワクした気持ちを一緒に味わえました。
まとめ
長女が一歳になるころ、義母が絵本ナビ の毎月お届け絵本クラブを申し込んでくれました。
それ以来、好きな本一冊ずつと新しく届いた絵本を読みきかせて寝かしつけていました。
『寝かしつけに絵本の読み聞かせをしてよかったこと』の記事で、おすすめな理由書いてます。
よかったらこちらも、読んでみてください。
こちらの記事『あったかい部屋で絵本を読もう。好きな絵本1位!』で紹介するにあたり、久しぶりに声に出して読んでみました。
紹介した絵本は、どれも良さが異なります。
そして、好みの差が性格のちがいが現れているなと思いました。
子どもは大きく育っていますが、また新しい絵本に出会いたくなりました。
小説ともちがう。漫画ともちがう。
絵本は、大人が読んでもいいものですよ。
お読みいただき、ありがとうございました。