オルカにゃのたわごと

生活のあれこれと今。

平成最後の日に思う。多様な音楽が彩ってくれた

高校の吹奏楽部のスプリングコンサートに行ってきました。

入学式から今日まで、僅かな休みのみで練習漬けの日々を過ごしてました。

長女にとっても、親にとっても、余計な心配をするヒマを与えてくれないほど、日々が過ぎていきました。

その甲斐あって、演奏は素晴らしく楽しいひと時でした。

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これからも、こういった機会に恵まれると思うと、早朝のお弁当づくりも続ける励みになります。

次女も中学生になり、仮入部であちこち気になる部を試して最終的に吹奏楽部に入部しました。

長女と先輩・後輩の関係になります。

次女は、いろんな楽器を試した中で本人の希望はバリトンサックスでした。

お酒のCMでさかな君が吹いていた楽器です。

しかし希望叶わず、バスクラリネットに決まりました。

希望通りではなかったことが悔しくて、涙してました。

難しい楽器で、まだ出ない音があることをすでにプレッシャーに感じているようです。

責任感強い負けず嫌いな性格ゆえ、不安になるのでしょう。

しかし涙しながらも、やるからにはキチンと取り組みたいと前向きな発言があることも性格だなぁと思いました。

自分の希望が通らなかった場合、モチベーションが下がりヤル気が失せてしまうことが想像できます。

それが、そのような気持ちはなくあくまでも前向きなことが言えるのが次女の強みで、わたしが尊敬するところです。

 

わたしも旦那さんもジャンルを問わず音楽が好きです。

特別習い事として音楽のことをしてきたわけではないですが、生活の中にいろんな音楽が流れている家庭だと言えます。

その影響があるのかなと思います。

音楽って、単に生きるため、生命維持に直接必要のないものです。

ですが、音楽が与えてくれているものというのは、計り知れないと思います。

大ヒットした映画『タイタニック』で、船が沈没するパニックになっているとき、演奏を続けていたシーンがあります。

わたしはあのシーンが好きです。

もし自分があの場にいて死ぬかもしれないときに、音楽が聞こえてきたら、それまでの人生を振り返ったときに、どんな人生だったにしろ良かったなって思えると思いました。

生命の維持には直接関与しないけど、彩りを与えてくれる。それが音楽だって思います。

 

平成最後の日に、素敵な音楽を聴くことができてとても嬉しいです。

平成は音楽も多様化していった時代だなと思います。

わたしは37歳なので、10代は小室ファミリーが流行っていた時代でした。

でも、あの頃の音楽番組は多種多様でとても楽しかったんです。

今はよくも悪くも棲み分けができていて、雑多な感じがないなと感じます。

好きなジャンルばかり聴くのもいいですが、聴くともなしに聞こえてくる音楽のジャンルが多様なのは楽しかったです。

わたしは昭和生まれですが、自意識があるような時代は平成だったわけです。

平成は10代.20代と自分自身の人生も変化が激しいときだったこともあって、それを思い出したときに沢山の音楽があります。

わたしの平成は、音楽が彩りを与えてくれたなぁと、今日の吹奏楽部の演奏を聴いて振り返るのでした。

 

 

お読みいただきありがとうございます。