子どもにまだスマホを持たせない2つの理由
携帯各社がスマホ学割、ゼロ円とかなんとか色々やってますが…子どもにスマホ持たせるのはメリット・デメリット考えますよね。
小学生でもスマホ・携帯を持ってる子はとても増えているそうです。
それに合わせて、学校でスマホの危険性やトラブルについて、高学年になると親子で学ぶ機会があります。
それでも親として、どのように考えてスマホ持たせるのか?持たせないか。悩むところだと思います。
わが家は、ふたりの娘ともまだスマホ・携帯持たせていません。
今はわたしのスマホを貸しています。LINEやツイッターは、わたしのアカウントです。それで充分楽しめています。
学校のスマホトラブルの講習会に何度か参加したときの出来事や、考えたことなどから『子どもにまだスマホを持たせない2つの理由』ができました。そんな話を書いています。
まだ未熟
ほんの些細なことが、相手にはちがう意味で解釈されトラブル・仲間はずれになったり、いじめに発展することが特に多いそうです。
理由①LINEのやり取り
先日長女のラインのやり取りをみていて、それは友だちに配慮が足りないと思ったので注意しました。
合格発表があった日に、同じ高校を受けた子とランチに行くんだというのを、合格した報告とあわせて仲のいい友だちにしました。
その子は、合格おめでとう良かったねと喜んでくれて、ランチも楽しんできてねー。というような返事をしてきました。
LINEのやり取りをしている友だちの子は、同じマンションで一番付き合いの長い子で、わたしもよく知ってる子で性格もわかります。
わたしには、その子が遠慮してそう返したように思えました。
なので、長女になぜ誘わないのか聞きました。
長女は、「自分から誘うのが苦手。来たいならオッケーだし、言ってくれればいいのに。」と言いました。
「あの子なら遠慮したり、気を使ったりして自分からは言わないでしょ。たとえ悪気はなくても友達として優しくないよね。」と注意しました。
自分の苦手なことに向き合って挑むのは、はたから見て些細なことでも一歩踏みだす勇気がいるようでした。
少し間がありましたが、納得できたようでLINEでランチに誘いました。返事は、「ランチ行く。」でした。
ほらね。といった感じです。
学校の講習会でSNSトラブルの題材として観たVTRの内容も、この長女のLINEのやり取り程度のことでした。
本当は行きたいのに遠慮したり、声かける勇気がなかったりお互い未熟です。
長女は配慮に欠けていましたし、友だちの方は図々しさのようなものが不足してます。
対面でのやり取りとのちがいを、今回のことで長女は学びました。
旦那さんとわたし、長女の3人で話し合い、そのほかの理由も含めて、夏休みまでスマホ保留にしました。
子どもの方が達者
小学校のスマホトラブルの講習会が終わったときのことです。
子ども達と一緒に保護者も聞いていました。
ひとりの男の子がお母さんのところに来て「俺のスマホ、セキュリティしてある?」と心配そうに聞きました。
そのお母さんは「お母さんそういうの詳しくないの。お父さんにやってもらうから」と答えていました。
このやり取りを目の前で聞いてしまって、「それはあかん。よくわからないものを与えちゃいかんだろう。」と思いました。
この男の子が素直で正直で、講習を受けて怖くなったんだと思います。
今の小学生は、生まれたときからスマホがある世代です。ネイティヴです。
親より使いこなすの早いです。
理由②ネイティヴに敵わない
そのことは次女をみていて、怖さと感心の両方を感じます。
次女はもともと物の仕組みなどに興味関心が高いので、新しい電化製品がわが家にくると一番テンションあがります。
テレビを新しくしたとき、誰よりも先にクラウドメニューを使いだし、今も一番使いこなしています。
親は後追いでセキュリティを強化したりと、もう後手後手でした。
このことは、わが家がスマホを早くから持たせない理由の最大のところです。
親は、生活のため働きながら子育てしています。どんなに気に掛けていても、やっぱり子どもの見えないところはあります。
思春期になれば、見えないところが増えてくる方が自然だとも思います。
わたしの思春期の頃なんて、親に言えないことたくさん興味あったし、やったこともあります。
そんな時期にこんな便利なスマホがあったらどうなっていたか…、トラブルになってたと思いますね。
親は子どもより知恵はありますが、新しいことを吸収していくことは子どもの方が勝ります。
英語だってなんだって、ネイティヴには敵わないんです。
まとめ
子どもがスマホを持ちたい理由は、
- SNSをやりたい
- ゲームがやりたい
- みんなが持ってるから
これだけのために、命にかかわる重大なトラブルに巻き込まれたら、悔やんでも悔やみきれません。
講習会の報告だと件数が増えているし、より巧妙になっているそうです。
子どもは好奇心と吸収力は半端なくあるのに、まだまだ未熟なんです。
興味関心があればどんどん進んでいきます。
思春期になれば、見えないところが増えてくる方が自然だとも思います。
そのことを考えたときに、スマホはやっぱりまだ早い『子どもにまだスマホを持たせない2つの理由』ができました。
スマホは便利でメリットなことも多くあります。それは勿論承知のことなので、ゆっくり学んで扱っていければいいかなと思います。
お読みいただきありがとうございました。