2014年の大雪覚えてますか?あの時の出来事と教訓
みなさん覚えていますか?
羽生結弦選手が2014年初めてオリンピック金メダルを手にしたとき、関東が大雪に見舞われとんでもない事態になったことを。
わが家は湯沢からのスキー旅行帰りでした。
高速道路が通行止めになり、渋滞した下道をのろのろ走りながら、カーナビの小さな画面で金メダルを取る瞬間を観ていました。
10年に一度といわれた大雪で、都市機能マヒ。とんでもない事態になりました。
『2014年の大雪覚えてますか?あの時の出来事と教訓』を雪の思い出として書きます。
スタットレスタイヤ
大前提として、スタットレスタイヤは絶対です。
法改正されて、チェーンをつけないと走れない区域もできました。
スタットレスタイヤを買わないのであれば、乗らない方がいいです。
どうしても車でなければ行けない場所なら、タクシー使いましょう。
スタットレスタイヤを買うよりは安いです。
突然の大雪のとき動けなくなっている車が多数いましたが、どれもノーマルタイヤでした。
渋滞の原因は動けないノーマルタイヤの車両が道路をふさいでいることでした。大勢の人が手を貸し、車を端に寄せていました。
緊急車両も通れなくなるので、雪が降りそうなときのノーマルタイヤの車は走らせないことです。
交通量を考える
除雪車のいる雪国とちがい、雪に慣れていない地域は雪が道路にどんどん積もります。
走行が絶えない道なら大丈夫ですが、交通量の少ない道はみるみるうちに積もっていました。
雪が降ってるときは渋滞するからと、細い道に入ったらダメです。そこで立ち行かなくなってる車がいました。
交通量の多い道を選ぶと、コンビニやガソリンスタンドもあります。
長い渋滞で目処が立たないときは、渋滞していても大通りを使いましょう。
どうにもならない状態にならないよう、どの道を選んで走るかは大事です。
寝袋かわりにスキーウエア
わが家は湯沢からのスキー旅行帰りでしたが、家に着くのがわからないので道の駅で仮眠することにしました。
雪が降り止まないなかで、車を停めるというのは注意が必要でした。
雪が降ってるので、車がどんどん埋まります。
排気ガスの配管を塞がらないように、常に気をつけていました。
できれば、エンジンは止めたほうがいいです。最悪の場合、一酸化炭素中毒になってしまいます。
わが家は不幸中の幸い、スキー旅行帰りだったのでウエアがありました。
全員ウエアを寝袋のかわりにしました。車のエンジン止めても寒さをしのぐことができました。
旦那さんは排ガスの配管が埋まらないように、ときどき外に出て作業していました。ウエアとグローブがあったので、外の作業もなんとか凍えずにすみました。
毛布とスコップ
休憩してる間も雪は一向に止みそうにありませんでした。
朝になったのでどうにか家に帰ろうと車を動かそうとしましたが、タイヤがすべってしまい進むことができません。
ここまでは冷静に奮闘していた旦那さんも焦っている様子でした。
自分たちなりに工夫はするもののかわらず、困っていると同じ道の駅で休憩していたトラックドライバーの方々が「毛布はないか?あればかまして滑らなくなるから」と教えてくれました。
膝かけに使っていたものをタイヤの下にかませるようにし、やっと脱出できました。
トラックドライバーさんによると、冬は毛布とスコップを車に積んでおくのは常識だそうです。
大雪のときに車が埋まったのを掘るスコップ。滑ってスリップするのを防ぐために毛布があればなんとかなる。と教えてくれました。
まだまだ書くことはあるんですが、今回はここまで。
続きはまた書きます。
お読みいただきありがとうございます。
今週のお題「雪」